VSCodeを使ってAzureにFunctionsをデプロイしようとした際に、Azureのログインができなかったのでその解決策を備忘録として残します。
やりたかったこと
- Microsoft Azureのアカウントを会社用と個人用と2つ持っていた
- 普段は会社のアカウントでAzureを使用しているので個人用は使っていない
- 検証したいことがありVSCode経由で個人のMicrosoft AzureへAzure Functionsをデプロイしようとした
起こったこと
個人用のAzureアカウントへFunctionsをデプロイしようとしてVSCodeの拡張機能よりAzureへログインを試みる
あれ、、、?ログインできない。。。
うん、かなり前に作ったアカウントだし、ほとんど使ってなかったからきっとアカウトがおかしくなってしまったんだ!(無料枠切れて重量課金がどうのこうの、、ってなったからほっておいたやつ、、すみません。。)
よし、新しいアカウントを作ってもう一度やってみよう!
あれ、、、?新しいアカウントでもログインできない。。。
マジか、、
しばらく途方にくれる。。。
対処法
VSCodeでCtrl+Shift+Pを押してコマンドパレットを開きます。
検索欄に「preferences:openusersettings」と入力して表示されるメニューをクリックします。
次に表示される検索欄に「azure.tenant」と入れます。
設定画面ではユーザー全体の設定は「ユーザ」タブ、ワークスペース個別の設定は「ワークスペース」タブで管理されています。
ユーザーの設定としてAzure.TenantのIDが設定されてたので別のアカウントでログインしようとした際に怒られたようです。
ユーザー設定の値を書き換えてもいいですが、ワークスペースの値を書き換えることで、このディレクトリのみテナントIDを変更してログインページを表示してくれるようでした。
※テナントIDはAzurePortalのActiveDirectoryより調べれます。
これで再度ログインを試みると、、、
はい、無事にログインできましたね。
Azure.Tenantを指定した覚えが全くなかった(多分忘れてただけかな?)のでたどり着くまでに少し時間を使ってしまいました。
あと、普段は会社アカウントでしか作業してなかった(しかもVSCodeでは滅多にログインしない)のも影響していたのかな。
あとがき
なんか、他の人は遭遇しないエラーとかに私はよく遭遇するんですよ。。なんでだろう🥺
まぁなんとか解決したので良しとします。(きっとまた同じエラーに遭遇することがあると思うので備忘録として残しておきます)